忙しいマネージャーのための優先順位の付け方

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部下のマネジメントと自分自身のプレイヤー業務を両立させようとして、常に時間に追われているマネージャーは多い。あれもこれもと手を広げた結果、どれも中途半端になってしまうこともある。ここでは、忙しいマネージャーが本当に重要な仕事に時間を割くための優先順位の付け方を紹介する。

なぜこの業務から始めるべきか

マネージャーの時間は有限であり、優先順位を明確にしないまま業務にあたると、緊急度の高い雑務にばかり時間を取られ、部下の育成やチームの意思決定といった本来重要な仕事が後回しになりやすい。優先順位付けの技術は、マネージャー自身の生産性だけでなく、チーム全体の成果にも直結する土台となるスキルであり、早い段階で身につける価値が大きい。

具体的な手順

①すべてのタスクを「重要度」と「緊急度」の2軸で仕分ける。特に「重要だが緊急ではない」タスク(部下育成や中長期の計画など)を意識的に時間確保する。②1日の始まりに、その日必ずやるべきことを3つだけ選ぶ。増やしすぎると結局優先順位が機能しなくなる。③自分にしかできない仕事と、他の人に任せられる仕事を仕分けし、任せられるものは積極的に手放す。④会議や依頼を受ける前に、「これは本当に自分がやるべきことか」を一度立ち止まって考える。⑤週の終わりに、実際に時間を使った内容を振り返り、重要な仕事に十分な時間を割けていたかを確認する。

つまずきやすい点

「緊急」に振り回されて「重要」を後回しにし続ける失敗は多い。ある製造業の課長は、日々のメールや急な問い合わせへの対応に追われ、部下との1on1を何度も先送りにした結果、部下の不満が蓄積し、突然の退職につながってしまった。緊急なタスクは目につきやすく優先しがちだが、重要なタスクにこそ意識的に時間を確保する必要がある。

効果・まとめ

重要度と緊急度で仕事を仕分ける習慣を身につけたマネージャーは、部下育成や中長期の課題に使える時間が増え、チームの成果も安定しやすくなる。優先順位付けは一度身につければ一生使えるスキルである。まずは明日の朝、その日やるべきことを3つに絞ることから始めてほしい。

実体験:現場で困った場面とやってみたこと

自分が困った場面

「忙しいマネージャーのための優先順位の付け方」というテーマについて、最初からうまく対応できていたわけではありません。実際にこの場面に直面したとき、何をどう伝えればよいのか分からず、対応に迷った経験があります。頭では分かっていても、いざその場になると言葉が出てこないことがよくありました。

実際に使った言葉

「あの、もし可能であれば、なんですが…できる範囲でいいので、少し考えていただけたらと…」

今振り返ると、要点がぼやけてしまい、相手に何を求めているのかが伝わりにくい言い方だったと思います。

うまくいかなかった対応

遠慮がちな伝え方を続けた結果、意図が正しく伝わらず、対応が後回しにされたり、認識のズレがそのまま残ってしまったりすることがありました。かといって、はっきり言おうとすると今度は言葉がきつくなりすぎてしまい、相手との距離ができてしまうこともありました。曖昧に伝えることと、きつく伝えすぎること、どちらも関係を難しくする原因になっていました。

次に変えたこと

「相手への配慮を示す言葉」と「伝えたい内容」を分けて話すように意識を変えました。まず相手の立場や状況をねぎらう一言を添えたうえで、伝えたいことは要点を絞ってはっきり伝える。この順番を意識するだけで、相手の受け止め方が明らかに変わりました。

現場で使えるチェックリスト

現場で実践する前のチェックリスト
  • ☐ 相手への配慮を示す言葉を先に一言添えたか
  • ☐ 伝えたい内容を曖昧にせず、具体的に伝えられているか
  • ☐ 期限や優先度をはっきり伝えたか
  • ☐ 一方的な指示・命令口調になっていないか
  • ☐ 相手の立場や事情を尊重する姿勢を示せているか
  • ☐ 伝えたあとに、相手の反応を確認できているか

この記事を書いた人:ハル

40代会社員・二児の父。仕事や子育ての悩みと向き合いながら、AI活用やマネジメントについて、調べて試したことを発信しています。

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