忙しい現場では、OJTが「横で見て覚える」だけになりがちです。教える内容、到達基準、確認日を小さく決めると、指導者の負担を増やしすぎず育成を進められます。
OJTが止まりやすい原因
- 到達目標が「一人前になる」だけである
- 指導者ごとに教え方と基準が違う
- 繁忙日に指導がすべて後回しになる
- 本人が何を質問すべきか分からない
進め方
- 担当業務を知識・基本操作・判断・例外対応に分ける
- 1〜2週間単位で到達目標を置く
- 説明、見本、実践、振り返りの順に進める
- 短時間の確認枠を予定に入れる
- できたことと次の練習を記録する
会話・運用の具体例
計画表は「業務/到達基準/練習方法/指導者/確認日/結果/次の課題」で作ります。「理解した」ではなく、「手順書を見ながら正確に完了できる」など観察できる基準にします。
避けたい対応
- 説明しただけで習得済みと判断する
- 失敗させないよう指導者が作業を奪う
- 毎回違う人が同じ内容を最初から教える
- 本人の理解度を周囲と比較する
実行チェックリスト
- 到達基準を行動で確認できる
- 指導時間を業務予定に含めた
- 指導者不在時の代替担当がいる
- 定期的に本人の疑問と負荷を確認した
まとめ
OJTを回す鍵は、長い研修時間ではなく小さな到達基準と定期確認です。実践と振り返りを繰り返し、計画を更新しましょう。
