公開日:2026年7月21日更新日:2026年9月11日
評価面談が点数の通知だけで終わると、部下は「結局、何を変えればよいのか」が分かりません。反対に、改善点ばかり伝えると、成果が認められていないと感じることがあります。
面談の目的は過去の判定を繰り返すことではなく、評価の根拠を共有し、次の期間に取る行動と必要な支援を決めることです。
面談前の準備
- 目標と評価基準
- 成果を示す事実・数値・具体的な行動
- 本人の自己評価
- 期待との差と、その理由
- 次期に任せたい役割
- 管理職が提供できる支援
印象に残った直近の出来事だけで判断せず、評価期間全体を確認します。
40分の進行例
- 5分:面談の目的と流れ
- 10分:本人の振り返り
- 10分:評価と根拠の共有
- 10分:認識差と学びを整理
- 5分:次期の行動・支援・確認日
質問例
- 「自分で最も成果が出たと考える仕事は何ですか」
- 「うまくいった行動を、次も再現するには何が必要ですか」
- 「評価の説明で、事実認識が異なる点はありますか」
- 「次の期間に経験したい役割はありますか」
- 「上司からどんな支援があると進めやすいですか」
認識がずれたときの会話例(架空)
「自己評価ではA、今回の評価はBでした。結果だけでなく、判断に使った事実を確認します。A案件の納期達成は高く評価しています。一方、評価基準にある後輩への手順共有は未完了でした。基準の説明で不明な点や、私が把握できていない事実はありますか」
その場で結論を変えられない場合も、異議申立てや再確認の正式な手順を案内します。曖昧に「考えておく」と言わず、誰がいつ確認するかを明確にします。
最後に、本人の行動だけでなく上司の支援も記録します。次回の1on1や中間面談で確認し、評価面談を年1回の行事にしないことが大切です。
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