公開日:2026年9月18日
「プレゼンの構成が決まらない」「文章はあるのに、スライドへ落とし込むだけで時間がかかる」という悩みは、AIに丸投げするのではなく、工程を分けて使うと解決しやすくなります。
この記事では、AIでプレゼン資料のたたき台を作り、人が内容を検証して提出できる形に仕上げる手順を解説します。
結論:AIに任せるのは「たたき台」まで
AIが得意なのは、情報の整理、構成案、短い文章への要約、デザイン候補の提示です。一方、社内事情の判断、数値の正確性、相手が納得する根拠、機密情報の扱いは人が担う必要があります。
| 工程 | AIに任せやすいこと | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 目的整理 | 論点や質問の洗い出し | 誰に何を決めてもらうか |
| 構成 | 目次・順序の候補 | 結論と根拠のつながり |
| 文章 | 要約、見出し、言い換え | 事実、数値、固有名詞 |
| デザイン | レイアウトと素材の候補 | 読みやすさ、社内ルール、権利 |
AIでプレゼン資料を作る6ステップ
1. 資料のゴールを一文にする
「新商品の説明」ではなく、「営業部長に来月のテスト販売を承認してもらう」のように、読み手と期待する行動を入れます。
2. 入力情報を分ける
目的、読み手、前提、伝える要点、使える根拠、希望枚数、避けたい表現に分けます。機密情報は勤務先のルールに従い、必要なら匿名化してください。
3. まず構成だけを作る
いきなり完成スライドを生成せず、表紙、結論、現状、課題、提案、根拠、次の行動という流れを確認します。構成の誤りを先に直す方が、後の修正が少なくなります。
4. 1枚1メッセージにする
各スライドで最も伝えたい文を一つ決め、詳細は図表や補足へ分けます。タイトルだけを読んでも話の流れが追えるか確認してください。
5. デザインツールでたたき台を作る
構成からデザインまで一度に進めたい場合は、MiriCanvasのAIプレゼン機能が候補です。テーマを入力して構成とデザインを作り、PPTXで書き出してPowerPointでも修正できます。
MiriCanvasの無料版でできることと、AIプレゼンの具体的な作り方を見る
6. 内容と表示を別々に検証する
- 内容:数値、日付、出典、固有名詞、結論と根拠
- 表示:文字サイズ、色のコントラスト、改行、図形の位置
- 運用:PPTX出力、共有権限、社内テンプレートとの整合
そのまま使える入力例
営業会議で、新しい顧客フォロー施策の試行を承認してもらう資料を作ります。対象は営業部長とチームリーダーです。全10枚で、結論、現状の課題、施策、実施手順、評価指標、リスク、承認事項の順にしてください。各ページは1メッセージとし、不明な数値は作らず「要確認」と記載してください。
生成結果に不足があれば、「3枚目は現状と理想の比較表にする」「リスクを優先度順に並べる」のように、ページ単位で指示します。
AI資料作成でよくある失敗
- 目的を決めず「○○の資料を作って」とだけ入力する
- もっともらしい数値や事例を検証しない
- 文字量を減らさず、デザインだけ整える
- 社外秘や個人情報を許可なく入力する
- 出力後のPowerPoint表示を確認しない
まとめ
AI資料作成のコツは、目的、構成、文章、デザイン、検証を分けることです。最初の1本は普段作っている資料と同じ条件で試し、完成までの総作業量を比べてください。
構成とデザインを同じツールで試したい方は、MiriCanvasの使い方・料金・注意点をまとめた記事から確認できます。
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