公開日:2026年7月22日更新日:2026年9月11日
部下同士の対立が続くと、管理職は早く仲直りさせたくなります。しかし、双方をすぐ同席させたり、「お互いさま」で終わらせたりすると、感情が強まり問題が見えにくくなることがあります。
目標は友人関係に戻すことではなく、必要な仕事を安全に協力して進められる状態をつくることです。
最初は個別に聞く
次の4点を、双方から同じ順番で確認します。
- いつ、どこで、何があったか
- 仕事にどんな影響が出ているか
- 相手に求める具体的な行動
- 自分が変えられる行動
ハラスメント、安全、差別、不正などの可能性がある場合は、安易に当事者間の話し合いへ進めず、人事・相談窓口と連携します。
事実と解釈を分ける例
- 事実:「共有期限の翌日に資料が届いた」
- 解釈:「自分を軽視している」
- 影響:「確認時間が減り、提出が遅れた」
- 要望:「遅れる場合は前日までに連絡してほしい」
合同対話のルール
- 人格ではなく行動を話す
- 相手の発言を遮らない
- 過去の勝敗ではなく、今後の進め方を決める
- 合意事項には担当・期限・確認日を付ける
管理職の言葉(架空)
「どちらが正しいかを決める前に、仕事が止まっている場面を整理します。今後は、資料が遅れる見込みになった時点で担当チャットへ連絡し、翌営業日に私が状況を確認する、という運用を2週間試しましょう」
無理に謝罪させるより、行動上の合意を作り、短い期間で振り返ります。対立の再発だけでなく、会議での沈黙や情報の抱え込みも確認しましょう。
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