契約書・規約・申請書の下書きにAIを使う方法|確認項目と注意点

執筆者:

カテゴリ:

契約書、英文契約、利用規約、プライバシーポリシー、補助金・助成金の申請書は、AIで下書きや論点整理を行えます。ただし、AIの出力だけで法的な有効性や採択を保証することはできません。最終判断は専門家と公式資料で確認します。

AIに任せる範囲

  • 契約書の構成や必要条項の候補出し
  • 自社ひな形と相手方文案の差分整理
  • 英文ドラフトと用語一覧の作成
  • 利用規約・プライバシーポリシーの質問票作成
  • 募集要領に沿った申請書の章立てと下書き

契約書レビューのプロンプト

以下の契約書案を、当事者の立場と確認観点に沿って整理してください。
【契約の目的】
【自社の立場】
【重視する条件】
【契約書案】

出力:条項の要約、不利になり得る点、不明確な点、欠けている可能性がある条項、相手へ確認する質問。法的結論を断定せず、専門家確認が必要な項目を分けてください。

英文ドラフトの注意

準拠法、裁判管轄、定義語、責任制限、解除、知的財産、秘密保持などは、自然な英語かどうかだけでなく法的効果を確認します。日本語版と英語版のどちらを優先するかも条項で明確にします。

規約・プライバシーポリシー

  • 実際に取得する個人情報と利用目的を棚卸しする
  • 第三者提供、委託、国外移転、Cookie等の実態を確認する
  • 問い合わせ・開示請求の窓口を明記する
  • サービス内容、決済、解約、禁止事項、責任範囲と文面を一致させる
  • 他社のひな形をそのままコピーしない

補助金・助成金申請

以下の募集要領と事業情報をもとに、申請書の構成案を作成してください。
【制度名・公募回】
【募集要領の要件】
【事業の現状と課題】
【実施内容】
【費用・スケジュール】
【期待する成果と測定方法】

要件との対応表、不足情報、根拠資料の候補を示してください。実績や数値を作らないでください。

必ず人が確認する項目

  • 当事者名、対象サービス、金額、期間、更新・解除条件
  • 損害賠償、責任制限、知的財産、秘密保持
  • 個人情報の取得・利用・保存の実態
  • 申請資格、対象経費、期限、提出方法
  • 最新版の法令、ガイドライン、公募要領との一致

まとめ

AIは論点を見つけ、たたき台を作る補助役です。機密情報をむやみに入力せず、契約締結や規約公開、申請提出の前に、弁護士・行政書士・社会保険労務士など案件に応じた専門家と公式窓口へ確認してください。

この記事を書いた人:ハル

40代会社員・二児の父。仕事や子育ての悩みと向き合いながら、AI活用やマネジメントについて、調べて試したことを発信しています。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です